この季節にチョット気にしてね!
この季節に、水虫患者さんの重症の方が、多くご来店です。
水虫は、白癬菌(真菌と言うカビの一種)によって起こる感染症です。
白癬菌はありふれた常在菌で、足の皮膚や皮下組織を侵食し、かゆみや炎症を引き起こします。
水虫は、3つのタイプにわかれます。
どれも白癬菌によるものですが、
その1角質増殖型:ほとんどかゆみを伴わないため、水虫と気づかず、他人にうつしてしまうこともあります。
家庭内では、バスマットを介して感染するケースがほとんどです。湿ったバスマットは、カビにとっては、住みやすく、はがれた足裏の角質などの栄養が豊富。こまめに洗い、日干しして清潔に保ちましょう。
小指と薬指の間にかゆみがある場合は、小指の爪にも注意。爪が変形していると、皮膚とのすきまに、カビが潜みやすくなります。爪周りにも、薬を塗りましょう。
水虫は、治ったように見えても、薬をやめると、ぶり返します。かゆみがなくなっても、皮膚の奥にカビが生きのこっているからです。ひふさいぼうが、完全に入れ替わるまで、少なくとも1か月は、毎日塗り続ける必要があります。
患部より、一回り広めに外から内へ、菌が飛び散ってしまわないように塗りましょう。
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